赤ちゃん連れで遊びにいける定番のスポットといえば、動物園。
我が家では、娘が生まれてから上野動物園の年パス(年間パスポート)を購入したので、今年に入ってからすでに5回ほど動物園に行っています。
娘と行ってみてわかったのは、上野動物園ってめちゃくちゃ子連れにやさしいということ。
というわけで、ここでは上野動物園が子連れにやさしい理由と、乳幼児を育てている人ができる上野動物園の楽しみ方について紹介します。
目次
上野動物園が子連れに優しい理由
価格が安い
上野動物園は、相場が1,000円以上する水族館に比べてとてもリーズナブルです。年パスも安い!
- 通常入場料:一般600円(65歳以上は300円、中学生は200円、小学生以下と都内在住在学の中学生は無料)
- 年パス:一般2,400円(65歳以上は1,200円)
1年に4回以上上野動物園に行くのであれば年パスを買ったほうが得。
年パスは表門、弁天門、池之端門で購入できます。
トイレにオムツ替え交換台がある
上野動物園にあるトイレには、ほとんどすべてオムツ替え交換台がついています。(※一部の男性トイレにはないところも)
オムツが汚れて困っていても、近くのトイレにかけこめばすぐに交換できるというありがたさ。
あと、トイレの個室内にベビーチェアもついているので、安心して用を足せます。
授乳スペースがある
オムツ交換だけでなく、上野動物園には授乳ができるスペースもあります。授乳スペースは園内に全部で4箇所。そのうち2箇所は女性専用です。
授乳スペースには、ミルクの調乳用のお湯、長いソファ(椅子)、オムツ替え交換台がありました。
お湯を持っていかなくてもミルクが作れるので、荷物を減らせそうです。
場所は下記参照。
東園:総合案内所授乳室(女性専用授乳スペース)
西園:弁天門ベビールーム(女性専用スペース以外は男性も利用可能)
西園:池之端門授乳室(女性専用授乳スペース)
西園:休憩所内ベビールーム(女性が利用していなければ男性も利用可能)
私は東園の総合案内所授乳室に行ったのですが、オムツ替え交換台も3~4つほどありました。
ベビーカーが借りれる
上野動物園ではベビーカーの貸し出しもあります。
- 料金:1日500円
- 貸出場所:東園のパンダ舎前 西園の弁天門前、池之端門前
- 対象年齢:生後7ヶ月~4歳児(18kgまで)
パンダのデザインが施されているベビーカーで、園内で利用している人をよく見かけました。
ベビーカーはB型タイプで、リクライニング機能つき。4歳くらいまでの子が乗れるので、「結構大きいな…」という子も乗っています。
ちなみに、持ってきた自分のベビーカーを預けて移動したいという人は、園内に大型手荷物用のコインロッカーもあります。コインロッカーの料金は大きさによって100~500円です。
3歳以下の子どもが遊べる「はじめてルーム」がある
そして、この記事の本題となるのが「はじめてルーム」です。
上野動物園は2017年の7月に子ども向けにリニューアルオープンされ、「はじめてルーム」「しのばずラボ」「わくわくスペース」の3つの施設ができました。
ちなみに、「はじめてルーム」は3歳以下の乳幼児が楽しめる場所で、「わくわくスペース」は3歳~12歳の子どもが楽しめるスペースになっています。
はじめてルームって?
はじめてルームは、3歳以下の乳幼児が動物を身近に感じる体験ができるスペースです。
ルーム内には、生き物が出てくる絵本が置いてあったり、インコや蟻などの小さな生物が鑑賞できたり、卵の模型がたくさん入ったプールで遊べたりできます。
- 対象年齢:0~3歳の乳幼児
- 場所:すてっぷ館2階 はじめてルーム
- 参加方法:プログラム受付でチケットを配布。先着順(9:30~なくなり次第終了・無料)
- 参加時間:所要時間は45分間 <午前の部>10:00~/11:00~/12:00~ <午後の部>13:00~/14:00~/15:00~
1回あたり限定7組なので予約必須
チケットは先着順で、9時半から配布開始。
私は10時半ごろに行ったら、すでに午前の部の2回が終わっていて、12時からの部に参加しました。
入場制限があって、1回につき7組までしか入ることができない(同行する子どもは未就学児まで/1組あたり1~5人までのグループ)ので、参加したい人は開園(9時半)と同時にチケットを取りにいったほうが確実かも。
上野動物園にある「はじめてルーム」に行ってみた
というわけで、はじめてルームに入ってみました。
はじめてルームのなかはこんな感じの構成になっています。
- たまごプール
- 飼育員さんの衣装(飼育員さんごっこ)
- 動物関連の絵本
- 小さな生き物の展示
移動はハイハイがメインで、まだ歩くことができない娘が一番気に入ったのは「たまごプール」。

たまごプールには、ニワトリやエミュー、ダチョウのたまごなど、それぞれのたまごを模したおもちゃがたっぷりはいっています。
子どもがたまごをなめてしまった場合でも、なめたたまごをいれる専用のバケツがあるので安心。
たまごは普通にかたくて、大きくなるについれて少し重くなります。
そして娘が一番嫌がったのは、飼育員さんごっこ。

飼育員さんの衣装が置いてあって(サイズは80cmから)自由に着ることができるのですが、娘はこれが気に入らなかったみたいで泣いて嫌がりました。(笑)

帽子もあってかわいいかったのになぁ…
着せたくて半ば無理やり着せてみたという完全なる親のエゴでした。(笑)
娘は生後8ヶ月なので難しかったのですが、もうちょっと大きくなると飼育員さんの衣装を着て、棚にたくさん入っている野菜のおもちゃを「どうぶつキッチン」でカットしてバケツに入れ、動物(壁に動物の絵がかいてあって口元に穴があいている)にあげる…という「飼育員さんごっこ」が楽しめる仕組みになっています。
ほかにも、動物にちなんだ絵本がたくさん。(背景の一部になっていて非常に見にくい写真だけれども。笑)

そして、インコや蟻など、小さな生き物も展示されていて自由に鑑賞することができるようになっています。
はじめてルームのなかでめいっぱい楽しめるようになっているのですが、45分の時間制限があるのであっという間…!途中で部屋から出てしまうと再入場不可ですが、あっという間なので途中退場している人は見かけませんでした。
見た感じだと、1歳くらいまでの子はたまごプール、2歳以上の子は飼育員さんごっこで遊んでいる印象でした。
屋外でずっと動物を見るには夏は暑すぎるし、まだまだ小さい子どもを連れていると大変なもの。
3歳になるまでは上野動物園に行ったら「はじめてルーム」をたくさん活用していきたいと思います!