こんにちは。小林家の夫の方です。
子どもが産まれると生活が激変します。ほんとになにもかも。
そんな変化に対応するのはとっても大変なので、男性も育休を取って二人で頑張っていくのがベストかもしれませんが、まだまだ取りづらいのが日本の現状ですね。
もしかしたら「働いているから育児参加は難しい」なんていう旦那さんもいるかもしれません。いやいや何いってんのお前の子どもだろ。
そんな、日中頑張って働いている父親の皆さんでもできる育児参加について、今日は書こうと思います。
目次
働く父親の育児参加
最初に:あなたの妻は今疲れています
あなたの奥さん、疲れてますよ。え?知ってた?いや!あなたは全然わかってない!
育児って全て未経験の状態でスタートします。もう全部手探りだし、失敗したら赤ちゃん死ぬかもしれないという、相当なプレッシャーにずっと一人で耐え続けないといけません。
新卒入社した会社で、研修とか何もないまま超大口の取引を言葉の通じない国でたった一人でやってるみたいな感じでしょうか。なにそれやばい。
もし、現時点で育児参加も、その他の家事もあまりできていないと思うようでしたら、まずは奥さんに寄り添うところから。
「俺は何もできていなくて申し訳と思っている」
こんな言葉とともに、奥さんに寄り添えると良いでしょう。きっと嬉しいはず。
闇雲に「手伝うよ」は妻の負担を増やすだけ
何か手伝いたいな~と思った時、「何か手伝おうか?」って声をかけてませんか?それ駄目です。何もわからないまま手伝うよなんて言われても正直奥さん困るだけです。気持ちは嬉しいと言ってくれるかもしれないけど。
家事育児のことをほとんどわかっていない夫の教育コストなんて極大すぎて、既存の家事育児に加えてなんて負担できないです。なので結局「大丈夫だから座ってて」と適当に流して奥さん一人でやっちゃうんですね。
「言ってくれればやるのに」と戸惑うかもしれませんが、結構なレベルの炎上案件の火消しに追われている中、新卒くんが「何かやれることありませんか!」って声かけてきたら(ちょっと邪魔だな…)って思いながら「ありがとう!気持ちだけ受け取っておくよ!何かあったら声かけるね!」とかそんな反応すると思いませんか。
なのでまずは、案件の、もとい家事育児の全体像を把握しましょう。
家事・育児の全体像をなんとなくでも把握しよう
あなたのお家の1日のスケジュールは把握できているでしょうか。ちなみに我が家はこんな感じでした。
奥さんが育児ノートや記録アプリ等使っていたら見せてもらうのもいいかもしれませんね。
何ができるか棚卸ししてみよう
全体像がなんとなくでも把握できたら、具体的に自分ができそうなことをピックアップしていきます。確保できる稼働は朝と夜だと思うので、朝晩の家事育児は多分このへん↓

朝
オムツ交換
これはもういつでも、子が出し次第ですね。最初はオムツ交換のやり方とかわからないし、ちょっと怖いな~とか、もしかしたら、うんちは抵抗あるな~とか、あるかもしれません。でも大丈夫です。うんちもおしっこも意外と平気です。平気じゃなくても慣れます。
手に付いたりすると「うひょひょ手についた!」とか思いますが、新生児のうんちって大人のそれに比べてだいぶ違う感じなので、あんまり嫌な感じはないです。ほんとに。
授乳
完全母乳で育てている場合、父親の出番ってあんまりないですが、混合栄養、完全ミルクだったらミルク作ってあげられますね。ミルクを一生懸命飲んでる我が子を見るのはとても楽しいです。
朝食作り
朝ごはんを毎日考えるのほんと大変なので、パンと目玉焼きと粉末のコーンスープとか、そんなんでもいいんじゃないでしょうか。
朝食片付け
片付けまでがお食事です。ただ洗うだけではなく、シンクに洗剤の泡や生ゴミが残っていないかも要チェック。
ゴミをまとめる
「ゴミ出し当番は自分だ」というあなた。ゴミをまとめるところからやっていますか?あ、やっている。そうですかすいません。やっていないようだったら、これはもう大変なことですよ。ゴミ袋をゴミ捨て場に運んでるだけで家事が分担できているとはいえないんじゃねーでしょうか。
使用済みオムツをまとめる
新生児のうちはほんとめっちゃ死ぬほどオムツ交換します。ので、一晩でめちゃくちゃ使用済みオムツがたまります。ゴミと一緒にまとめましょう。
ゴミ出し
いつものやつです。
トイレ掃除
便座の裏までチェックする機会多いんだから、本来は男性の方がトイレ掃除に向いていると思うんですよね。僕はなぜかトイレ掃除はあんまりしなくて妻にブーブー言われます。
床の掃除機がけ
掃除機がないならクイックルワイパー的なやつですかね。赤ちゃんの生活高度ってかなり低いので、ホコリがたまってるとダイレクトアタックをくらいます。ギルフォード・ザ・ライトニングが焼き払われる。
洗濯機のスイッチオン
洗濯機のスイッチをつけて、洗剤を入れて、フタをする。洗濯が終わる前に家をでないといけないのであれば、これだけでもすると良いと思います。
「洗濯機回したんだけど、出ないといけないから干すのはお願いしていい?」
とか、そういう感じはどうでしょう。
洗濯物を干す
忙しい朝に洗濯が終わるのを待って、洗濯物を干すのはちょっとしんどいかもしれませんが、できることならここまでやれると「朝の洗濯」という仕事は完遂できているといえるでしょう。
夜
オムツ交換
朝と同じ。
授乳
仕事から帰ってきたらまず我が子にミルクをあげて、今日あったことを話したりするのもいいかも。会話できなくても、赤ちゃんは大人の言葉をちゃんと聞いているらしいですよ。
沐浴
沐浴できる期間って本当に短いので、これをやらないのはかなりもったいないと思います。毎日は難しいということであれば土日だけでも是非やってみましょう。お風呂でしか見せない何とも言えない表情があったり、お風呂が好きな子だと笑いかけてくれたりしますよ。尊い。
夕食作り
これはまぁ、正直働いているメンズが担当するのはかなり厳しいかもしれないですね。ただ、フレックス制を導入している企業に勤めている方は平日もいくつかはできるかもしれないし、土日もありますよね。たまに派手な料理を作るっていうのも素敵かもしれませんが、食事は毎日するものなので、地味なメニューでもこまめに作れるといいんじゃないでしょうか。
夕食片付け
片付けまでが食事作りです。
洗濯物を取り込む
これはだいたい夕方前にはやってしまうので、ちょっと出番ないかもしれませんね。室内干しだったら夜帰ってきてからでもOKかも。
洗濯物をたたむ/しまう
洗濯物たたむのって地味でめんどくさいですよね。好きな人もいますが。綺麗にたたんでタンスにしまう。朝の洗濯も含めてここまで全部やれると「洗濯」は全部やれてる、といえるでしょう。
お風呂掃除
なんとなくですが、土日に気合入れてお父さんがやってるイメージの強いお風呂掃除。お風呂に入る順番が一番最後ということであれば、軽くスポンジで洗っておくと、次の日のお風呂準備がスムーズに運ぶのではないでしょうか。
ちなみ我が家では、僕が一番長風呂なので、大体は僕が最後に入っています。お湯を抜いたあと、スポンジで浴槽を洗って栓をしておくと、翌日スイッチを押すだけでお湯がはれるので楽ちん。
やり方を聞こう
ここまでやれたら、奥さんにこう言ってみると良いでしょう。
「水曜と土日は俺が沐浴してあげたいんだけど、やり方を教えてくれないかな?」
ここまで具体的に言えると、「これも手伝ってほしい」なんて、他のことでも頼ってくれるようになるかも。
育児は夫婦でやるもの
日中頑張って働いているわけだし、奥さんに任せる部分が多いのはまったくもって仕方のないことですし、奥さんもそれはわかってくれています。
ただ、やっぱり二人の子どもだし、一緒に住んでるんですから、家事も育児も二人でやるべきだと思うのですよね。
是非、今以上に3人で幸せになっていただければと。
ではまた。