あと数日で1歳9ヶ月になる娘、ついにイヤイヤ期に突入しました!
2週間くらい前までは「あれ、ちょっと自己主張強くなってきたかなぁ」くらいでほほえましかったのですが、昨日家に帰りたくなかったようで、玄関でサンダルを投げて長時間泣きわめく娘をみて
と呆然としました。
あまりにも激しいイヤイヤだったので
とはならず、
と心配になり、思わずGoogleで「イヤイヤ期 やばすぎる」と検索したくらいです。(検索語彙力の低さ。笑)
いやぁ、イヤイヤ期なめてました。(笑)
「嫌って意思表示できるの~かわい~♡」なんて、甘かったです。(笑)
というわけで、実際にやばいほうのイヤイヤ期を目の当たりにして、そのエピソードと親として改めて決意したことを書いていきたいと思います。
目次
イヤイヤ期の前兆:1歳児の(まだ)かわいいイヤイヤ期
イヤイヤ、と首を振って意思表示するようになったのは数ヶ月前のこと。
それはそれはほほえましいものでした。
ついこの間まで寝ているだけだった娘が、こっちの提案に対して「イヤイヤ」と反応してくれるのです。
そのイヤイヤが「結構強い意志表示として嫌って言ってくるようになったな…」と感じるようになったのは、2週間前のこと。
とスタイをはずすと、泣きそうな顔でクレーム。
と戸惑っていると、娘は床に突伏して抵抗するようになったのです。
スタイをはずしただけで、絶望的にうずくまる娘。なんだかオーバーなりアクションで「これもかわいいな」と思う余裕はありました。
イヤイヤ期:突然お風呂に入るのを嫌がる
これまで、お風呂が大好きだった娘。お風呂のおもちゃで遊んだりして長風呂を楽しんでいました。

むしろ、お風呂が好きでお風呂からあがってこないこともあったくらいです。
それなのに、突然お風呂拒否。
と誘うと「お風呂」という単語だけで絶望的に床にうずくまる始末。

その後、お風呂に入れている間中ずっと泣き続け、お風呂ではまったく遊ばなくなりました。
ママが入れても、パパが入れてもお風呂を拒否。仕方がないのでお風呂は時短ですませるようになりました。
イヤイヤ期へ本格的に突入:1歳児のやばいイヤイヤ期
と、ここまではイヤイヤ期といってもかわいいもので「嫌がってるのかわいい!」と親ばかたっぷりに考えられていたわけですが、ついに本格的なイヤイヤ期がやってきたのです。
娘を保育園に迎えに行って家に入ろうとすると、泣いて抵抗する娘。
と思い、手をつないでスーパーやアイスクリーム屋さんなどへ行き、2時間くらいお散歩をしました。
これで納得してくれるだろうと思い、再び家へ入ろうとすると
激しく抵抗。でももうお外はおしまい!と家に入ると、今度は玄関にうずくまって号泣。

サンダルを手に持って私に渡してきます。
と伝えると、思い通りにならないと悟った娘の号泣はヒートアップ。
リビングにサンダルを持ってきて投げるわ、床に這いつくばって抵抗するわでそれはそれはひどい有様でした。

これまでのイヤイヤが「かわいい♡」なら、今回のイヤイヤは「やばい…(絶句)」。
人間ってこんなに全力で嫌って言えるものなんだなとおどろきました。
と思いストーリーにあげてみると、DMには
「うちもまったく同じで安心しました!」
「サンダルの投げ方や泣きわめき方がいっしょです!」
という声がめちゃくちゃいっぱい届いて、また驚きました。
と思うと同時に、うちだけじゃないんだなと私も安心して励まされました。(ありがとうございます)
他人の子どもだとイヤイヤ期は可愛いけど、自分の子だと「やばい」
さて、娘のやばいほうのイヤイヤ動画をあげてみたことで、すでに子育てを終えたママさんたちからはこんなふうにも言ってもらいました。
「こんなにかわいくて面白い時期はないよ~!」
「あはは、全力で嫌がっている姿がかわいい。最高!」
え…?こんなに恐竜のように泣きわめく姿がかわいい…?
絶望的にわめいているのに、かわいい…?
最初は戸惑いましたが、たしかに他の子どものイヤイヤ期の動画を見ると
って思うんですよね、実際。
それが自分の子となると「可愛い」なんて思う余裕がなくなるという。
娘が泣き止んで落ち着いてから、もう一回やばいイヤイヤ期の動画を見てみたら、
と思ったんです。
振り返ってみると、この日は保育園に迎えに行ってお散歩をしている間も娘にずっと抱っこをせがまれ、妊娠中なこともあってお腹が張りぎみになり、「しんどいなぁ」「横になりたいなぁ」なんて思っていて、心身ともに私に余裕がありませんでした。
その余裕のなさが娘に伝わって、イヤイヤがヒートアップしたのかもしれないな、と。
イヤイヤ期をイライラせずに対応するための絶対条件
今回のやばいイヤイヤ期を目の当たりにして、改めて決意したことがあります。
それは「体力的にも、精神的にも、今以上にゆるくなって余裕をもつこと」です。
子どもが全力でイヤイヤしているときの、いわゆる「正しい対策法」として、
- 優しく諭すとか
- ぎゅっと抱きしめる
- 感情的にならずに上手に叱る
とか、いろいろとあると思うんです。
こっちもイライラしたりするんじゃなくて、そうやって対応したほうが子どものためにもいいよね
だけども…。
いつもそんな余裕をもてるわけじゃなくない?
わかっていても、でも実際に追い詰められたらそんな上手な対応できなくない?
親だって人間なんだからイライラするよね?
だってこのあと、ご飯をあげて、お風呂に入れて、寝かしつけまでやらないといけないんだよ…。
やることがたくさんあるなかで、目の前にある絶望的なイヤイヤ状態に向き合って
なんてにこやかに伝えるなんて、かなり難易度高い…。
そうやってそうやって伝えたところで簡単に納得してもらえることもなく、泣き続けられると
と途方に暮れてしまうものです。
イライラしない育児にはママ・パパに余裕があることは絶対条件
だから、もともとズボラで手抜き育児・家事な私ですが、今以上にゆるくやっていくことにしました!
ママ・パパの気持ちに余裕がないと、イヤイヤ期でイライラすることは絶対に避けられない。
そしてイライラしてしまった感情にまかせて子どもを叱ってしまうと、あとで絶対に後悔します。
子どもの寝顔を見ながら「今日はたくさん怒っちゃったな…」なんてひそかに反省しても後の祭りです。
子どもって大人が思っている以上に敏感に、ママ・パパのイライラを感じ取って、気持ちにも影響が出てくるものなのかなとも思います。
イヤイヤ期、余裕をもってやり過ごす方法
自分の気持ちや体力に余裕をもっていたら、イヤイヤされたときも
と冷静に見つめることができて、子どものイヤイヤな気持ちに全力で向き合ってあげられるんじゃないかなと思います。
というわけで、イヤイヤ期を乗り越えるために「心身ともに余裕をもつ方法」を考えてみました。
時間に追われないこと
そう思って過ごしてきましたが、やめることにしました。
うちでは、夫が帰ってきてから娘をお風呂に入れることにします。(そのほうが娘のお風呂時間が短時間ですむ)
夫が帰ってくるのを待っていると、必然的に寝かしつけの時間も後ろ倒しになりますが、もうそれは仕方ない。
とゆるく考えています。
最近体力もあって、夜寝る時間も遅くなっていたのでちょうどいいと思うことにしました。
人によって生活スタイルの時間はそれぞれなので、23時に子どもが寝る人も、それ以降になる人もいると思いますが、それも臨機応変でいいんじゃないかなーと思います。
全部やろうとしないこと
家事、育児をすべてやろうとするのは結構無謀です。
余裕をもつなら、全部やろうとしないことも大事かなと思います。
いくら子どもとはいえ、ご飯を1回抜いたくらいでは死にません。
そして、1日くらいお風呂に入っていないからといって病気になるわけでもありません。
寝る時間が遅くなったら、翌朝眠いだけです。
それ以上でもそれ以下でもないのです。そんなささいなことで罪悪感をもつ必要もない!
イライラする自分を責めないこと
そして一番大切だと思うのが、イライラする自分を責めないこと。
イライラするのは、心身ともに追い詰められるくらい頑張っている証拠です。
イライラすることに罪悪感をおぼえてストレスをためるなんて、負のループ。
とはいえ、やっぱり自分のイライラを子どもにぶつけるのは違うので、イライラする自分を受け入れながらも
と自分をめちゃくちゃ褒めること!最大限に自分の味方になってあげることです。
イライラの感情は自分のなかで浄化して、(できるだけ)子どもの気持ちに寄り添って対応していきたいなと思います。
自分に優しい育児は、子どもにも優しい育児!
考えてみれば私(ママ)も相当やばいイヤイヤ期があった
余談ですが、私は小学校低学年の頃に登校拒否で、毎朝泣きわめいて「学校に行きたくない!」と訴え、近所の子や親を巻き込んで迷惑をかけていました。
母が参観日にくると、自分も一緒に家に帰るといって聞かず、裸足で学校を飛び出して追いかけたことも。(笑)
完全にやばいやつですよね。
とにかく昔から家にいることが好きで、集団行動はどちらかというと苦手で、できる限り家にずっといたい派。
大人になった今も変わらず家が大好きで在宅仕事を選ぶあたり、変わっていないなとも思います。(笑)
当時の私は自分でもなんでこんなに学校に行きたくないのかよくわからず、うまく言葉にできないので、人にも気持ちを伝えられずにもがいていました。
そう思って娘の泣く姿を見ていると、まだ言葉もままならないなかで毎日生きて、遊んで、すごいなと。
相手に伝わらないのってもどかしいし、しんどいよね。それでもイヤって伝えようとしてくれているなんて、まったくすごいことだよ…。
まだこの世に生まれて1~2年しか経っていないし、言葉も上手く使いこなせないし、身体も乗りこなせるように練習している段階でこんなに頑張ってくれているなんて、すごい!
そんなに頑張ってくれているんだから、イヤイヤ期くらいどーんと構えて、ちゃんと向き合ってあげたいなと思いました。
ママさん、パパさん大変だと思いますが、適度に頑張らずに乗り切りましょうー!

