こんにちは、妻のリズムです。
娘が生後7ヶ月になり、日に日に好奇心旺盛になっています。
抱っこひもから一生懸命に首をひねって外の景色を眺めようとする娘を見るたびに、「前抱きができる抱っこひもがほしい!」なんて思っていました。
とはいえ、エルゴの抱っこ紐を持っているので、抱っこ紐にそんなにお金はかけたくない…。
そんなときに、ご縁がありピープルさんから「べべポケット」をいただきました。
ここでは「べべポケット」を使ってみた率直な感想をつらつらと書いていきたいと思います。
抱っこひも?チェアベルト?「べべポケット」って?

そもそもべべポケットって抱っこひもなの?と疑問に思っている人も多いはず。公式サイトによると「5wayで使えるベビーキャリー」との記載があります。
つまり、抱っこ紐ではなく、赤ちゃんを運ぶための道具だと。(そのまんま…笑)
たしかに、よく使われている抱っこ紐と比べると4000円ほどと値段が格段に安い!そして、抱っこひもよりも使い方が幅広く、
- サイド抱っこ
- おひざ抱っこ
- 対面抱っこ
- 前向き抱っこ
- チェアベルト
と、臨機応変に対応できます。
また、対象年齢は首がすわってから(4ヶ月)~3歳(15kg)までとのこと。
ただし、首がすわってから使えるのは対面抱っこのみ。サイド抱っこやおひざ抱っこ、前向き抱っこやチェアベルトは腰がすわってから(7ヶ月)からが対象です。
というわけで、生まれてからすぐではなく、抱っこ紐やお出かけが慣れてきた頃に使い始めるのがよさそう。
赤ちゃんの胴回りは65cmまで、保護者の胴回りや椅子の背もたれの周囲はだいたい120cmまでいけるので、パパとママで兼用できます。
本体はポリエステルでできているので、洗濯機で丸洗いできるところも便利~。
というわけで、早速使ってみました。
べべポケットの使い方
私は抱っこ紐のつけ方を覚えるのに時間がかかったので、べべポケットもつけ方が面倒くさいと使わないだろうな…と思っていました。
しかも、べべポケットにはベルトが4つもついていたんです…。「うわー、これ絶対面倒くさいやつだ…」と思ったんですが、使ってみたらべべポケットの装着は1回で覚えられるくらい簡単でした。
べべポケットの説明書に入っていた装着方法はこちら。

Step1:ウエストベルト(黒い太めのベルト)を腰骨のすぐ上でとめる
Step2:ショルダーベルト(黒くて長いベルト)を首にかける
Step3:赤ちゃん用のセーフティーベルト(こげ茶のベルト)をとめる
Step4:ホールドベルト(黒い細めのベルト)を背中にまわしてとめる
サイド抱っこをしたいときは、片方の腕をショルダーベルトから出すだけ。
説明を見るより実際に使ってみたほうが簡単だと思います。
実際にべべポケットを使ってみた
まずはべべポケットを装着してサイド密着型抱っこをしてみました。

今のところ、べべポケットではサイド抱っこを一番よくしています。サイドに抱っこすると片側の身体があくので、荷物を持ったり家事をしたりと何かとはかどりやすいです。

抱っこ紐だと赤ちゃんの頭が上のほうにあるので何かと手を動かしにくいですが、べべポケットがあると両手があくのでおひざ抱っこしても食事がしやすい……!

大人の腰につけられるタイプのチェアベルトも持っているのですが、チェアベルトに比べるとべべポケットのほうが首から紐をかけるぶん厳重。手で抑えなくても落ちる心配が少ないので、安心して両手を使うことができます。

とはいえ、長時間べべポケットを使用し続けるのは、首や肩がきついです。やっぱりそこはクッション性の高い紐でできている抱っこ紐と違い、肩や首に食い込みます。あくまでベビーキャリー。
食事中や、ちょっとした家事、近所をお散歩するとき、あとは動物園や水族館など短時間だけ楽しむときにぴったりのアイテムです。
私は子連れで遠出するときは鞄にベベポケットを入れて持ち歩いています。(かなり雑ですが)ベベポケットはこんなふうにコンパクトにまとめられるので…

持ち運びに便利。たった300gしかないので、鞄の隙間に詰め込むことも可能です。(笑)
軽いしチェアベルトにもなるので、抱っこ紐として使わない場合でもとりあえず持っておくと安心できるアイテム。

チェアベルトとしての固定力も高いし、転倒したりするリスクも低そう。
ただ、使ってみて思ったのは、使用年齢が3歳(15kg)までとありますが、正直3歳で12kg以上ある大きさの子どもをべべポケットで抱っこするのは、首に負担が大きいので厳しそうかなって思いました。
あと、使ってみたほかのママたちからは「赤ちゃんの太ももがパツパツになるけど大丈夫かな」という声も聞こえてきました。娘はだいたい7kgくらいなのですが、ご覧のとおり太ももの部分は結構パツパツです。(笑)
すごくいいなと思ったのは、べべポケットにおもちゃホルダーがついているところ。前向きで抱っこをしたときに、おもちゃで遊びやすいのはよかったです。歯固めをつけるとよさそう。
ベベポケットが向いている人
よく質問されるのが「抱っこひもを持っているけどベベポケットのほうが便利?」というもの。用途によっては抱っこひものほうが便利だったり、ベベポケットのほうが便利だったりするので一概には言えません。個人的に思う、ベベポケットが向いている人はこんな感じ。
- チェアベルトを持っていない
- 前抱きできる抱っこひもを持っていない
- 子どもが0歳(生後6ヶ月~)で体重が10kg以下
「チェアベルト」「前抱きができる抱っこひも」を持っていない人は、ベベポケットを持っておくと便利だろうな…と思います。
あと、使いたいシーンにもよると思います。ベベポケットを持っていると便利だろうなという人は
- 家事をするときに使いたい
- 近所をお散歩するときに使いたい
- スーパーに行くときに使いたい
- 外食をするときに使いたい
…と考えている人はベベポケットが活用できるのではないかと思います。
長時間つける抱っこひものほうが出番が多いと思うので、「抱っこひもの代わりにベベポケット」というよりは、「抱っこひもにプラスしてベベポケット」がおすすめです。
べべポケットの注意点
通常のチェアベルトよりは安全性の高いべべポケットですが、次のような注意点がかかれています。
・おもちゃがひっかかったまま立ち上がる
・すわったまま身体をまげてしゃがむ
・サイド抱っこで寝る
抱っこ紐では寝ても問題ないですが、べべポケットでは転落の危険があるので寝るのは控えたほうがベター。
あと、ベルトが何本かあるので、お腹がしめつけられます。油断するとぽっこりお腹がオープンになってしまうことも。(笑)

娘はサイド抱っこが気に入っているようで、機嫌よくお買い物に付き合ってくれます。あと、サイド抱っこはとにかくかわいい!し珍しいので、つけてお出かけすると街ゆく人に「かわいい!」と言ってもらえます。
何より、娘が手足をバタバタさせて外の世界を楽しんで見ているのが嬉しい。
お出かけや遊びのバリエーションが広がるので、べべポケットでお出かけしやすくなりそうです~!
これくらい便利でリーズナブルなら、出産祝いに贈るのもいいな~なんて考えています。