よく「子どもの寝かしつけってどうしていますか?」と聞かれます。
今までは私の髪の毛を触らせつつ、一緒にごろごろするスタイルで寝かしつけをしていました。
とはいえ、体力がもりもりついている1歳児。
寝かせようと思ってもハイテンションになって動き回ったり、寝るかなぁと思ったらおもちゃで遊びだしたり。
寝かしつけにだいぶ時間がかかる日もあって頭を抱えていました。
そこで1か月半前に寝かしつけにいいと噂の「アンパンマンシアター」を導入。
以来、毎晩使っています。
というわけで、ここではアンパンマンシアターの正直な感想(口コミ)を紹介していきますね。
目次
1歳児の寝かしつけグッズに「アンパンマンシアター」を使ってみた
アンパンマンシアターは、自宅の天井や壁に当てて映像と音楽を一緒に流せるシアターです。
コンセントなどの電源はなく、電池で動きます。
使い続けて1か月半ですが電池が切れる様子はまだないです。
大きさは1号炊きの炊飯器くらいのサイズ感。

シアターにはアンパンマンのキャラクターが描かれています。
アンパンマンシアター専用のカートリッジは全部で4本!
- おそらでおさんぽ
- なんのゆめ?
- うみで123をおぼえよう
- もりでABCをおぼえよう
上記4種類です。カートリッジはアンパンマンシアターに収納できるようになっているので、なくすことはなさそう。

カートリッジは4種類のみで別売りもないので、毎日見続けているとちょっと飽きてしまうかも。
流れる曲は全部で15種類あって、すべてオルゴール音で流れるので歌詞はついていません。
- アンパンマンのマーチ
- 勇気りんりん
- アンパンマンたいそう
- 白鳥
- 月の光
- タイスの瞑想曲
- ジュ・トゥ・ヴ
- パッヘルベルのカノン
- ジムノペディ第1番(水中音入り)
- 春のうた
- トロイメライ
- 月の光
- ジムノペディ第1番
- 自然音1(虫の声)
- 自然音2(水中音)
「シアターモード」といって映像とメロディをいっしょに楽しめるモードと、メロディーだけを楽しむ「メロディーモード」の2つのモードが選べます。
シアターについているボタンはこんな感じ。

左から順に、電源ボタン、音調整ボタン、明るさボタン、タイマーボタンになっています。
音調節ボタン
音の大きさが13段階で調節可能です。眠そうだなと思ったら音を小さくできるので便利。
明るさボタン
シアターの明るさも5段階で調節できます。子どもの目がさえているうちは明るめで、眠くなってきたら映像の明るさも暗めにすると寝つきやすそう。
タイマーボタン
30分経ったら自動で切れるボタンと、60分経ったら自動で切れるボタンの2種類。
1歳児の寝かしつけ方法に「アンパンマンシアター」を使ってみた結果
まずは「アンパンマンシアター」を使う前の1歳の娘の様子は、
- 動き回る
- 起き上がる
- 途中からおもちゃで遊びだす
なんだか寝る前にやたらとテンションが高くなって遊びだすんです。
ベッドに移動させる→動き回って起き上がる→おもちゃで遊びだす→ベッドに移動させる、のエンドレスでした。
そして「アンパンマンシアター」を取り入れてみたところ…
「動き回る」「起き上がる」ということはたまにありますが、「途中からおもちゃで遊びだす」ことはなくなしました。
アンパンマンシアターの効果:眠いときはすんなり寝る

当たり前ですが、眠いときはすんなりと寝ます。
日中動き回って体力を消耗したとか、お昼寝の時間がいつもより短かったりすると、アンパンマンシアターを見せて5分も経たない間に寝たりします。
娘は仰向けになってアンパンマンシアターをぼーっと眺めながら、私の髪の毛を触りまくり、眠りについています。
でもこれって正直、アンパンマンシアターの効果かどうかは微妙なところですよね。
アンパンマンシアターの効果:眠くないときは寝ない

これも当たり前だとは思うんですが、本人が眠くないときはアンパンマンシアターをつけても寝ません。(笑)
まだ体力があったり、お昼寝を3時間近くした日はアンパンマンシアターをつけても元気いっぱい。
シアターをずっと眺めて「あんぱんまん!」と指をさしたり、私の顔を覗き込んできて「まだあたち起きているからね」とアピールしてきます。
まあでも、シアターがついているので起きて本格的におもちゃで遊んだり…ということはなくなりました。
大人でもシアター見せられたからって、眠くないときは寝ませんよね。だから当然といえば当然かなぁとも思います。
アンパンマンシアターは「眠りやすい環境」をつくるのには最適
というわけで、アンパンマンシアターを使ったからといって必ず毎日10分以内に寝てくれるわけではありませんでした。
アンパンマンシアターのタイマーは最長で60分で切れるのですが、タイマーが切れても寝ていないこともありました。
ただ、アンパンマンシアターを使うことで確実に変わったこともあります。それは、「眠りやすい環境を作りやすくなった」ことです。
今までは、お風呂からあがって部屋を暗くしてベッドに移動させるというのが寝かしつけの流れでしたが、途中からおもちゃで遊びだすことも多々あり…。
仕方なく電気をつけるような生活でした。
でもアンパンマンシアターを使い始めてからは、おもちゃよりもシアターの映像のほうに興味が向くので、「今からおもちゃで遊ぶ!」状態にまでテンションがあがることはありません。
オルゴール音や自然音などのメロディーもかかっていて、部屋が暗くて、シアターもぼんやりとした色合いで。
そんな「眠りやすい空間」を作るのにアンパンマンシアターは最適でした。
というわけでアンパンマンシアターは、「何が何でも寝てくれる寝かしつけグッズがほしい!」という人にはおすすめしませんが、
「眠りやすい空間づくり」「眠りやすい環境を整えたい」という人にはぴったりのアイテムだと思います。
余談ですが、ぼんやりした映像とメロディーで、親も眠いときは眠くなります。悪しからず…。笑