「家を買いたい!」と思い、気づけば早1年。
0歳だった娘は1歳になり、2人目もお腹にいます。
都内や千葉、埼玉あたりの新築マンション見学から始まり、中古マンション、新築戸建、中古戸建。
もう、ありとあらゆる物件を見てきました。
…が、いまだに決まりません。
夫が通勤することや、車を使わない生活(持っていないので)を考えたりすると、都内がいいな思うのですが、駅近のマンションは新築も中古も高いし戸建ては遠い(しやっぱり高い)。
現在住んでいるのは、50平米弱の1LDKの賃貸です。
無謀にも、そこに家族3人+猫2匹で暮らしています。
と思いつつ、娘が今の保育園に通える範囲でとなると、「これだ!」という物件に出会えず…。
なんて妄想する日々。賃貸に引っ越すことも考えつつ「近いうちに家を買うなら引っ越し代がもったいない」なんてモヤモヤしていました。
そんななか、アメーバ公式トップブロガーのかのんこさんから、節約生活コミックエッセイ【新築戸建て買っちゃった! 年収300万 しあわせ生活 かのんこ家の家事と家計の工夫】をご恵贈いただきました。
衝撃的なタイトルに目が釘付けに。というわけで、どんなコミックエッセイなのかをご紹介していきますね!
目次
コミックエッセイ「新築戸建て買っちゃった! 年収300万 しあわせ生活」ってどんな内容?
著者であるかのんこさんは、アメーバブログで独自の節約法を紹介し、月間400万PVを誇るブロガーさんです。
ブログではシンプルでかわいいイラストと一緒に、家事や家計の工夫、育児にまつわるエピソードを紹介しています。

著者の家庭は世帯年収300万円台で子ども2人!
かのんこさんの家族構成は、元浪費家でお調子者な(笑)41歳の旦那さん、そして2歳の娘さんと0歳の息子さんがいます。
ちなみに、4人家族で、月の手取りは18万円だそうです。
月15,000円支給される児童手当は、即貯金にまわすので使っていないとか。
第一子誕生の翌年に新築戸建を購入!
かのんこさんは驚くことに、第一子が誕生した翌年に新築戸建を購入されています。
家を購入するときは、反対されそうだからと誰にも相談しなかったのだとか。(たしかに、相談したところで相手がお金を払ってくれるわけじゃないもんね…)
結婚式、結婚指輪、新婚旅行をやめて頭金にまわしたそうです。
気になるお家は、大阪にある2階建ての新築。
1階はあまり日当たりがよくないので寝室をメインに部屋割し、陽の光がたっぷりと入る2階をリビングとして使っているようです。
庭はないので、2階の7畳バルコニーに人工芝を敷き詰めて庭にしているのだとか。
さらに、2階をリビングにすることで、カーテンを開けっ放しにしても人目が気にならないそうです。
お家は86平米で、月々の住宅ローンは5万円台。(!)
旦那さんの職場からの距離は、徒歩と電車で40分ほどで、かのんこさんいわく「繁華街に出やすく田舎の素朴さが残っている場所」「子育ての環境が整っていて保育園に入りやすいところ」なのだとか。
頭金をつくったからこそ、月々の住宅ローンが5万円台ですむのだとは思いますが、年収300円台で納得のするお家を購入できるってやっぱり素敵ですよねー。
家の設備投資や電気代はケチらない
気になる家の設備ですが、食洗機もあって、床暖房も入れているようです。
床暖房は40万円かかるので悩んだそうですが、床が温かいと室温が高くなくても体感温度があがるため、結果的に電気代の節約につながったそう。
快適な生活環境を整えるために節約するのって貧しい気持ちになりやすいと思うのですが、かのんこさんはそういった部分を切り詰めていないので「無理して節約を頑張る苦しい生活」に見えません。
ちなみに、電気代は大阪ガスとまとめて契約して5%オフになるサービスを利用しているそうです。
かのんこさんの節約法:年間の大物支出の全体像をつかむ
本作には、かのんこさんの家の月々の収支まで赤裸々に紹介されています。

余談ですが、我が家(小林家)では、夫も私もおこづかいがありません。(笑)
必要なときにお互いに申告して家計から出していく(どんぶり勘定な)仕組みです。
読んでいていいなと思ったのは、「節約ビギナーこそ、年間の大物支出の全体像をつかむ」という部分です。

今月あったプライムデーで散財し、来月は家の家の更新料、再来月は弟の結婚式と出費が重なり、それを把握していない我が家とは大違い…。
読んでいたら、しっかりと家計を把握することができて始めて節約は成り立つことなんだなと反省しました。

大きな出費は事前にスケジュール帳に書いて把握しておくそうです。スバラシイ…。
かのんこさんの節約法:家計のバロメータは1週間のレシート
もともと家計簿をつけても続かなかったというかのんこさん。
最初に始めたのは、「レシートを1週間ためること」だったそうです。

そして、レシートを見返して気づいた無駄遣いを減らしていったのだとか。
始めは1週間に16枚のレシートがたまったそうですが、今では週1~2回しか買い物をしなくなったそう。
かのんこさん:「家計簿記入の回数を減らす=買い物回数をへらすだけで家計簿は続く」
これ、金言ですよね…。
買い物の回数を減らせば、出費の回数も減るわけで、結果的に無駄遣いが減り、節約にもつながります。
「節約を苦しむのではなく、楽しむ!」そのヒントがここにあるかも
ほかにも「夫と服を兼用」したり、「平日ランチはレンチンパスタ」だったりと、面白い家計・節約術や視点の多いコミックエッセイでした。
実際に読んでみて、自身の生活を振り返って反省すると同時に「私でも節約できるかも」と思わせてもらいました。
必要なものを見極めて、無理のない身の丈に合った生活を送っていくこと、そしてそれを楽しむ力が芽生えてきますよ!


