健康食品やサプリメントを売って気づいたこと【怪しい商材の見分け方】

 

こんにちは、妻のリズム(@rizuko21)です。

前職ではバストアップサプリを売っていました!…というとキャッチーですかね?

バストアップサプリ以外にも、飲むだけで痩せると言われるダイエットサプリ、美肌になれるサプリ、まつ毛が伸びるサプリなどなど、いわゆる”健康サプリ”と呼ばれるものを一通り売っていました&飲みました。

先日、国民生活センターが「バストアップサプリを飲んで健康被害を起こすケースが急増中」という発表をしていましたが、そのニュースを見たとき「あー…、そうだろうなぁ」って思いました。

一通りのサプリを飲んだ結果、私の胸は全然大きくならないし、身体も全然痩せないし、美肌にもならずまつ毛も伸びなかったからです。まあ、当たり前ですよね。飲むだけで変わるならみんなやってます。(笑)

 

健康サプリの広告記事作成の裏側

 

いくら効果がないとはいえ「仕事だから」という理由だけで、どのサプリも全部効果があるもののように広告記事にしていました。会社に勤め、クライアントからお金をもらっている以上、広告ってそういうもんだよなぁ…とも思っていました。

  • 架空の人物になりきって成功体験レビューを書く
  • ビフォーアフター画像を拾うor加工して使う
  • フリー素材のモデルをプロフィール写真として使う

こんなことは日常茶飯事。

なかでも「架空の人物になりきって体験レビューを書く」という仕事がもっとも多く、あるときは、20代のOL、またあるときは50代の既婚男性になりきって広告記事を書いていました。

  • 20代のOLになりきりまつ毛が伸びてモテモテになったという体験
  • 30代独身男性になりきり筋肉増強サプリを飲んで可愛い彼女ができたという体験
  • 40代の主婦になりきりダイエットサプリで痩せて同窓会で褒められた体験
  • 50代の妻子持ちの男性になりきり育毛剤を使って髪が生え娘に褒められる体験

 

このように、ターゲットとなるペルソナを設定し、それぞれのコンプレックスを刺激して買わせるのです。

しかしそんな仕事を続けるうちに(サプリが原因かはわかりませんが)、生理が遅れたり身体に影響が出てくるようになったりして「なんのためにこんな仕事してるんだろ…。こんな詐欺みたいな記事を書いて何がしたいんだっけ」と絶望的な気持ちになりました。

記事の内容を変え、クリック率やコンバージョン率をあげるなど数値の変化を見るのは楽しかったのですが、それ以外には何も面白いことがない…。

次第に夫に泣きながら「辞めたい!」と訴えるようになりました。(笑)

よく「人間関係、お給料、仕事のやりがい。この3つのうち、2つ以上を満たしていなければ会社を辞めるか転職するべきだ」という話を聞きますが、私の場合はとにかく仕事のやりがいがありませんでした。でも、福利厚生はいいし人間関係も悪くないし、それだけを理由に会社を辞めてもいいんだろうか…とも思いました。

まあ結果、8カ月で辞めましたけども。

辞めて1年ほど経った今、健康被害を出す側に私も加担した仕事をしていたんだなぁと思います。でもやっぱりあのまま勤めていたら仕事を断れなかったし、今でも書いていたと思います。なかにはまともな商品もあったのですが、健康サプリメント系はほとんどブラックで書くのが苦痛でした。

そんな経験も踏まえ、怪しい商材広告に共通するポイントをいくつかご紹介します。

怪しい商材広告に共通する4つのポイント

 

1:筆者が実在する人物なのか怪しい

書いた広告記事のなかでもっとも効果があった(売れ行きが高くなる傾向があった)のは、「クチコミ風」の記事や「体験レビュー」です。やっぱり人が体験したことは信じ込みやすいのだと思います。

筆者のプロフィール写真が載っていようが、本物のクチコミっぽく見えようが、その人が本当に実在する人物なのかを確認するのは大事です。

2:商品名を検索すると荒れている

商品を買う前に、商品名だけでもいいので検索をかけてみてください。怪しい商品はだいたいクチコミが荒れています。(買ったけど全然効果なかった!とか騙された!とか書いてある)。

特にバストアップやダイエットなどの美容系サプリは@コスメの評価が著しく低く、荒れています。

また、商品名だけで検索をしたときにアフィリエイトサイトが出てくる商品も要注意。(ダイエットサプリランキングとか青汁ランキングとか)。

3:ビフォーアフター画像がうさんくさい

バストアップにしろダイエットにしろビフォーアフター写真をみると「私もこうなりたい!」とそそられるものです。…が、貧乳→巨乳になっている写真や、ダイエットで痩せた画像のビフォーアフター写真はだいたい加工しているか、実際に努力で痩せた人たちの画像を無断で拾ってきています。

信用できるビフォーアフター写真は、変化の過程まで載せているもの。いきなり10kg痩せた後のアフター写真が載っていたり、3カップアップした後のアフター写真が載っているものは危ないです。

4:「初回無料」「モニター無料」などのあおりがある

「初回無料」とか「モニター無料」などで引きつける系の広告も怪しいです。だいたいの「初回無料」の場合は4回定期購入の縛りがあり、キャンセルできない可能性も…!正規の価格で売れているものであれば、初回無料と偽り、縛りをつけたりはしません。

結論:飲むだけで○○はだいたい嘘

広告記事を書いている人が「実際に存在する人物」だという確証があり、なおかつ「商品名で検索しても評価が高い(アフィリエイトサイトのランキング除く)」、「ビフォーアフターまでの過程の写真がある」、そして「正規の価格でも売れている」ものであればそこそこ安心かと思います。

広告を作る側は読んだ人に購入してもらうように導線を考えて作っているので、あの手この手で策を練ります。購入する前には「本当に効果あるの?」と疑ってみるのが一番損をしない方法。

そして何よりも大事なのは、そんなに簡単に痩せたり綺麗になったりする方法はないと知ること。

いろんなサプリを飲んできましたが、「飲むだけで○○」ということはまずありえません。いや、できるなら簡単に綺麗になりたいものですが…少なくとも現代では無理なので、努力して頑張るしかなさそうです。