娘が鼻水をズルズルと詰まらせて苦しそうだったので、鼻吸い器を使ってみることにしました。
使ってみたらまあ大変……!思っていたよりも鼻吸いがうまくできず、絶望しました。
鼻吸いをすると、娘にはこの世の終わりかというほど泣かれます。暴れる娘を押さえつけて、鼻吸い器を鼻に押し当てて……。鼻水を吸引するだけで汗だくに。
「いつまで鼻吸いするのかな…」と思って調べてみたところ、子どもは3歳くらいまで自分で鼻をかむことができないとか。
えーこれをあと3年も続けるの…つら…
目次
鼻吸いがうまくできない…!
娘があまりにも鼻吸いを嫌がるので、鼻水を吸わなかったらどうなるのかな?なんて思って調べてみたら…
- 中耳炎になりやすい
- 息苦しくてミルクが飲めない
- うまく寝付けない
- 眠りが浅くてすぐに目覚める
と、こんな感じでつらそうです。鼻吸いを使うと暴れるし、嫌がるし、大泣きするしでうまくできないですが、どんなに嫌がられても鼻水はきちんと吸引してあげたほうがいいようです。
鼻吸い、口でするのはダメ?
最初、「鼻吸い器が怖いのかな?」と思って、口で直接鼻から吸ってあげようと思いました。が、これが結構難しい。動くし、鼻吸い器を使うよりも口で吸うほうが難しそうでした。
直接口で鼻水を吸ってあげると、風邪がうつってしまうとも聞くし…。口で鼻水を吸ってあげるのはリスクが高いのでやめたほうが無難かも。
ママたちにおすすめの鼻吸いのやり方・使い方を聞いてみた
息苦しそうにしている娘が可哀想だから鼻吸いをしてあげたいのに、鼻吸いをすることでまた娘が可哀想な状況になるという葛藤…。
インスタに書いたところ、ママたちがおすすめの鼻吸いのやり方を教えてくれました!
実際に教えてもらったスタイルでやってみたらかなり鼻吸いもしやすく、娘も以前ほどは泣かなくなった(泣いてもすぐに泣き止むようになった)ので、紹介していきますね。
※鼻吸いをするタイミングは入浴後がおすすめ。お風呂の湯気で鼻水が吸いやすいそうです。
1:鼻吸い器のやり方:「これは鼻水を吸ってくれるんだよ」と説明する

まず、鼻吸い器を子どもに見せて説明をします。
- 「これはね、鼻水を吸ってくれる機械だよ」
- 「ちょっと気持ち悪いかもしれないけど、使えばお鼻がスッキリするの」
- 「嫌かもしれないけど少しだけ我慢してね」
と、こんな感じ。
いきなり襲いかかられて鼻の穴に吸引器を押し込まれるのは大人でも恐いもの。
説明したところで、赤ちゃんなので100%理解して「わかった!ママ、鼻吸いお願いね」なんておとなしくしてくれるわけではありませんが、事前に「これを使うよ」と伝えておくことで、子どもがびっくりしたりショックを受けたりする負担は減らせるそうです。
鼻吸いを使い始めた頃は、鼻吸い器を極力娘には見せず、隠すようにして使っていました。もちろん、鼻の穴に吸引器を入れられた瞬間に暴れます。
でも、鼻吸い器を見せて説明しておくと、鼻の穴に吸引器を入れられただけではほとんど泣きませんでした。意外とわかっているのかもなぁ…。
2:鼻吸い器のやり方:自分の鼻に突っ込んでアピール
鼻吸い器を自分の鼻に突っ込んで見せるというママもいました。
かなりシュールな光景ですが、意外とこれも効果あり。私が鼻吸い器を自分の鼻の穴に入れている様子を、娘は笑顔で見ていました。(笑)
ママが先に使っているのを見せることで、子ども鼻吸いがイメージでき、少しは安心するのかもしれませんね。
ちょっとしたコツ:自分で持たせてみるのもアリ

ほかにも、「自分で鼻吸い器をもたせて鼻にあてさせてみる」という人もいました。たしかに、自分でコントロールできるとわかれば、恐怖心もなくなるもの。
生後8ヶ月の娘がやってみたら、鼻にあてる部分をなめてしまいそうだったのでやめましたが、もうちょっと月齢があがっていくと、自分で持たせてみるとやりやすいだろうなって思いました。
3:鼻吸い器のやり方:赤ちゃんを仰向けにして太ももはさむ

一通り鼻吸い器とたわむれたら、赤ちゃんを仰向けにして頭と両腕を自分の太ももにはさみます。
鼻吸いをしているときは高確率で暴れるので、頭や手をホールドしておくと吸引しやすいそうです。(暴れると余計に鼻吸いに時間かかるし…)
実際にやってみたら、このスタイルは本当に革命的でした。
今までは首を左右にぶんぶん振っていたので吸引しにくかったのですが、太ももではさんで頭と手をホールドしておくことで、かなり鼻吸いに集中できます。
(途中からはさんでいた手が抜け出してきてバタバタさせることはあるけど。笑)

膝の上に前向きに赤ちゃんを座らせて鼻吸いをするという人もいました。赤ちゃんが親に抱っこされて安心しそうなスタイルですね…!
4:鼻吸い器のやり方:水平に鼻にいれてからポイントを見つける
鼻吸いのやり方ですが、ベビースマイルの公式サイトがポイントを上手に説明しているので、こちらからを参考に紹介しますね。

1:吸引器のノズルを鼻の穴から水平にいれる
ねばねばの鼻水は鼻の穴とほぼ水平方向の一番奥にあります。のどに近いところに鼻水がたまっているので、吸引器は鼻の穴にまっすぐゆっくりいれていきましょう。
2:角度を少しずつ変えて「吸い取れる場所」を探す
まっすぐノズルを入れたら、少しずつノズルの角度を変えていきます。私はぐるりと一周回るようなイメージで、少しずつノズルをずらしています。すると、鼻水が吸い出せるポイントにたどり着くので、そこを集中的に吸引!
この、鼻水が吸い取れるポイントを見つけるとズバズバと吸い取れるので気持ちがいいです。(笑)
吸引器にたまっていく鼻水をみて「こんなにとれた~!」と感動します。
5:鼻吸い器のやり方:中途半端に終わらせない

鼻吸いをすると、ほぼ確実に子どもは嫌がります。泣いている我が子を見ると「可哀想だから」と途中で止めてしまいがち。
ですが、ママたちから聞いた話によると「しっかり吸い取ることで鼻吸いをするとスッキリするってわかる」「慣れると泣かないようになる」のだとか。
鼻吸いをし始めたら覚悟を決め、中途半端ではなく全部吸引する!くらいの勢いで臨むのがよさそう。
ちなみに娘は鼻吸いをするとほぼ泣きます。が、以前ほど号泣することはなく、最近では慣れてきました。
たちのなかには鼻吸いに慣れて「鼻吸いをもつと鼻の下をのばしてくれるようになった」と言っている人もいました。(羨ましい…!)
鼻吸いをマスターしてそこまでたどりつきたいものです。(笑)
鼻吸い器は「ベビースマイル」を使用
ちなみに、うちの電動鼻水吸引器は写真にもあるようにベビースマイルのものを使用しています。
ほかの電動のものと比べると価格が安く、スリムでコンパクトなのでお出かけやお泊りのときにも持ち運びしやすいサイズです。重さも168gと軽い!
スイッチはオンオフのボタンしかなくシンプルなので、説明書を読まなくてもすぐに使えました。使い終わったあともノズルとタンク部分を外して洗えばいいだけなので楽。
ただ、電池式になっているのですが、電池が消耗するにつれて吸引力も落ちるので、こまめに電池のチェックはしたほうがよさそうです。うちはエネループを使っています。
ちなみにインスタでは1万円ちょっとする、メルシーポットという高価な電動鼻水吸引器もオススメしてもらいました。
ちょっとお高いな~とも思うのですが「吸引力が格段に違う」とのこと。まるで耳鼻科のように鼻水をよく吸い取ってくれるそうです。
たしかに、吸引力が強ければすぐに鼻水を吸い取れるし、子どもへの負担も少ないのかも!
今はベビースマイルを使っていますが、様子を見てメルシーポットも検討してみようかなって思います。
鼻吸い器は習うより慣れよう
というわけで、教わった鼻吸いのコツをぱぱっとまとめてみました。
何も知らない頃は、娘が心から鼻吸いを嫌がっていたこともあり、鼻吸いをするのが憂うつで仕方がなかったのですが、最近では鼻吸いに結構ハマっています。
ズボズボと吸い取れる感覚!(笑)
グズグズさせていた子どもの鼻がきちんと呼吸をする音!
やっぱり、回数をこなせばこなすほど慣れていくものなんだなぁと思いました。
今は鼻吸いが苦手でも、そのうち得意どころか「ハマりそう♥」なんて思う日がくるかもしれません。(笑)